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【株式評論家の視点】シンデン・ハイテックスは連続営業最高益更新見通し、2月8日に今3月第3四半期決算を発表
シンデン・ハイテックス<3131>(JQS)は、仕入販売に特化した独立系商社で、液晶関係やカード&ボード、システム製品、バッテリー、半導体を取り扱っている。主力の液晶関係では、韓国LGの液晶モジュールを取り扱っている。半導体では、メモリ、ASIC GPU CPU Foundry マイコン LEDを取り扱っている。電子機器では、メモリモジュール、検査装置モジュール、M2Mモジュールを取り扱っている。そのほか、バッテリー UPSを取り扱っている。
液晶分野では、既存製品の供給責任を果たす一方、高付加価値商品の発掘を継続している。半導体分野では、高付加価値商品の発掘・販売に注力しているほか、業界再編をビジネスチャンスととらえシェア拡大を目指している。電子機器分野では、既存製品の販売活動を強化と産業機器向けを中心とした新規分野への積極的販売活動を継続している。その他分野では、バッテリー及び周辺機器への拡販に取り組んでいる。
今2018年3月期第2四半期業績実績は、売上高264億9100万円(前年同期比25.0%増)、営業利益8億3900万円(同1億7000万円の赤字)、経常利益7億3600万円(同4億1200万円の赤字)、純利益5億0200万円(同2億7200万円の赤字)に着地。液晶分野では、一部顧客の車載用機器向けがメーカ直販になったことにより、前年にくらべ減少したものの、半導体分野では、メモリ需要が旺盛なほか、委託開発案件ビジネスが順調に進捗。電子機器分野では、計画外の大口受注案件と異物検出機等の装置ビジネスが堅調に推移。その他分野では、バッテリー及びその周辺機器等の新規ビジネスが順調な立ち上がりを見せている。
今18年3月期業績予想は、売上高512億円(前期比15.2%増)、営業利益12億5000万円(同49.1%増)、経常利益10億5000万円(同2.1倍)、純利益7億円(同93.2%増)を見込む。年間配当予想は、期末一括130円(同40円増)と連続増配を予定している。
株価は、11月20日に昨年来の高値4885円から12月4日安値3490円まで調整を挟んで上昇。連続営業最高益更新見通しで、今期予想PER12倍台と割安感があり、配当利回り3.0%と利回り妙味も増す。26週移動平均線がサポートしており、高値奪回が視野に入る。2月8日に予定される第3四半期決算の発表を前に下押す場面があれば。買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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