メリタ、家庭用コーヒーグラインダー発売 フラットディスク形式を採用

2017年12月12日 23:56

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電動ミル「フラットカッターディスク コーヒーグラインダー」(写真:メリタジャパン発表資料より)

電動ミル「フラットカッターディスク コーヒーグラインダー」(写真:メリタジャパン発表資料より)[写真拡大]

  • (写真:メリタジャパン発表資料より)

 メリタジャパンは、電動ミル「フラットカッターディスク コーヒーグラインダー」を13日に発売する。業務用で使われている「フラットディスク形式」を採用。挽き具合を17段階で調整できるほか、コーヒー豆を最大200gまで一気に挽ける。価格は12,000円(税別)。

■「フラットディスク形式」で喫茶店と同じ味わいに

 今回の新製品は、過去に発売された「パーフェクトタッチII」のフルモデルチェンジ版だ。これまでムラなく挽ける臼式ミル歯だったが、今回は業務用では一般的な「フラットカッター」を採用している。コーヒー豆が向かい合った歯の間に入ると粉砕される仕組みだ。挽き目の調整は、この歯と歯の間隔で行われる。

 メリタジャパンは2016年8月、コーヒーミル所有者に対し、コーヒーの楽しみ方について尋ねるアンケートを実施。その結果、「飲むときと淹れるときの両方を楽しんでいる」という声が多いことが分かった。業務用グラインダーに近づけた本製品なら、コーヒーショップにいるような楽しみが生まれるだろう。

■最大200gまでのグラインドに対応

 一度にグラインドできる豆の量は、最大200gだ。「パーフェクトタッチII」の許容量は100gまでだったが、更に100gアップしている。安全装置も搭載。

■17段階の粗さ調節ダイヤル

 粗さ調整は17段階で、粗挽きから細挽きまで楽しめる。また、粗さ調節ダイヤル自体のデザインも変更しており、平面に現在の段階を表示する形式となった。

■最大14杯分 従来よりもキャッチーなデザインに

 最大杯数も、従来の12杯分から2杯分追加に。14杯分までなら、挽きたい豆の量を調整できる。受け皿の目盛を削減した代わりに、杯数ダイヤルを従来より大きく表示。杯数ダイヤルと電源ボタンの色をシルバーにすることで、位置がわかりやすくなった。

 幅が15cm程短くなったこと除けば、サイズ全体や重量は従来の「パーフェクトタッチII」に近い。発売当初から7年経っている現在なら、買い替えのチャンスでもある。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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