アメリカン航空、スケジュール管理システムの不具合でパイロット不足に

2017年12月7日 04:37

印刷

記事提供元:スラド

 米アメリカン航空(American Airlines)のパイロットスケジュール管理システムに不具合があり、これが原因でパイロットが休暇を取り過ぎてしまったためにパイロット不足が発生しているという(NPRGIGAZINE)。

 問題のシステムはパイロットが休暇を取りたい日を申請するシステムで、パイロットの休暇日が重なってパイロットが不足になるのを防ぐはずのものだった。しかし、不具合によってパイロットが自由に休めてしまう状況になってしまっていたようだ。これによって1万5000以上のフライトで問題が発生する可能性があるという。

 アメリカン航空側は休暇をキャンセルしたパイロットに対し1.5倍の「休日レート」での賃金を支払うとして問題解決を目指しているという。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | バグ | IT

 関連ストーリー:
札幌航空交通管制部の無線障害、電源供給装置の故障が原因 2017年11月26日
中部電力の料金システムに多数の不具合が発生 2017年01月23日
マイナンバーカードを発行する地方公共団体情報システム機構、富士通らに損害賠償を求める 2016年12月14日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事