小田急、大みそか~元旦は全線終夜運転を実施 臨時ロマンスカーも

2017年12月7日 05:42

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2018年の干支(戌)のヘッドマークイメージ(左)と、VSE(50000形)の2017年の終夜運転のヘッドマーク(小田急電鉄の発表資料より)

2018年の干支(戌)のヘッドマークイメージ(左)と、VSE(50000形)の2017年の終夜運転のヘッドマーク(小田急電鉄の発表資料より)[写真拡大]

 小田急電鉄は、2017年12月31日から2018年1月1日にかけて終夜運転を実施する。これは“初詣”や“初日の出”に同電鉄の利用者を見込んでのことだ。

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 まず、小田急線全線(小田原線・江ノ島線・多摩線)で各駅停車による終夜運転を実施。大晦日深夜から元旦にかけて各駅停車を運転する。

 小田原線では新宿~相模大野間は約15分間隔、相模大野~伊勢原間は約30分間隔、伊勢原~小田原間は約60分間隔で運転。江ノ島線では相模大野~片瀬江ノ島間は約30分間隔で運転するが、元旦の3時以降は約15分間隔となる。多摩線では新百合カ丘~唐木田間を約30分間隔で運転する。

 さらに、全席指定制の臨時特急ロマンスカーを14本運行する。これは都内や沿線各地から江の島・小田原・箱根方面への初詣などに向かう利用客を見込んだもので、臨時特急ロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス号」を新宿~小田原・片瀬江ノ島間に下り11本、上り2本に加え、東京メトロ千代田線・北千住発片瀬江ノ島行き「メトロニューイヤー号」を1本運行する。

 これら14本のうち、新宿行きの1本は参宮橋駅に停車し、明治神宮への参拝にも便利だ。また小田原行きの2本は大山阿夫利神社の最寄駅である伊勢原駅にも停車する。

 加えてロマンスカー・VSE50000形とMSE60000形の一部のヘッドマークに2018年の干支である「戌(いぬ)」を掲出する。金色で彩られた干支文字は新年にふさわしく、この時期限定の縁起物と言えそうだ。

 特急券購入や予約については2017年12月1日(金)午前10時より、小田急線各駅や小田急トラベル各営業所、主な旅行代理店(JTB、KNT、日本旅行など)で受け付ける。また、「メトロニューイヤー号」については、東京メトロ線のロマンスカー停車駅でも発売する。ただし東京メトロ線内では、東京メトロ線・小田急線連絡の特急券のみ発売し、特急券の予約はできない。

 大みそかから元旦に終夜運転する一方で、12月30日から1月3日の年末年始は、土休日ダイヤで運転する。(記事:M_imai・記事一覧を見る

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