ヤフオクに出品の三式戦闘機「飛燕」 1500万円で落札され日本に帰還

2017年12月5日 11:12

印刷

記事提供元:スラド

maia曰く、 ヤフオク!に出品されていた三式戦闘機「飛燕」過去記事)だが、倉敷市の武浩さん(53)が1500万円で落札、日本に還ってきた(愛媛新聞山陽新聞)。

 1943年製造の「一型甲」とみられ、ニューギニア戦線第68戦隊第2中隊で分隊長クラスが使用していたと考えられる。1970年代にジャングルで発見され、オーストラリアのコレクターが入手していたが、日本に帰国させたいと願った愛媛県の清水浩介さん(43)の仲介でヤフオク!に出品されていた。武浩さんはオートバイ部品の製造販売会社を経営し、川崎重工のオートバイのレストアやドレスアップも手掛ける。そういえば三式戦の開発・製造は川崎航空機なのだった。

 なお、かつて知覧特攻平和会館で展示され、2016年に川崎重工で修復された日本航空協会所有の三式戦(CarWatch)は今後かかみがはら航空宇宙科学博物館(岐阜県各務原市)で公開予定のようだ。

 スラドのコメントを読む | 日本 | 軍事 | ニュース

 関連ストーリー:
旧日本陸軍の三式戦闘機「飛燕」、ヤフオクに出品中 2017年10月13日
ミグとスホーイが合併 2017年07月04日
デンマークの農場に埋まっていたメッサーシュミットBf109 2017年03月17日
防衛省、20年後に無人戦闘機を開発する計画を明らかに 2016年08月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事