アイリッジは電子地域通貨「さるぼぼコイン」を12月4日から地元住民・観光客向けに提供開始

2017年11月27日 15:49

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

アイリッジ<3017>(東マ)と飛驒信用組合(岐阜県高山市)は、かねてから取り組んでいたスマートフォンアプリを活用した電子地域通貨「さるぼぼコイン」の開発を完了し・・・。

アイリッジ<3017>(東マ)と飛驒信用組合(岐阜県高山市)は、かねてから取り組んでいたスマートフォンアプリを活用した電子地域通貨「さるぼぼコイン」の開発を完了し・・・。[写真拡大]

■金融業界初、電子地域通貨加盟店約100店舗から商用化スタート

 アイリッジ<3017>(東マ)と飛驒信用組合(岐阜県高山市)は、かねてから取り組んでいたスマートフォンアプリを活用した電子地域通貨「さるぼぼコイン」の開発を完了し、12月4日(月)から地元住民および観光客向けに提供を開始。金融業界初となる。利用可能店舗は約100の加盟店からスタートし、今後、加盟店を拡大していく。

 「さるぼぼコイン」は岐阜県の飛騨・高山地域で利用可能な地域通貨で、スマートフォンアプリ上で利用できる電子通貨である。二次元コードの読み取り方式で手軽に決済でき、取引履歴がスマートフォンアプリ上で管理できるほか、セキュリティに配慮し、指紋認証や暗証番号の設定が行える。加盟店側は二次元コードの設置のみで導入可能となるため、初期導入費用がかからず、簡単に即座に導入できる。更に、現金の管理、取り扱いの手間が省けるため、一人で店舗を運営する際には衛生面やオペレーションの観点から便利な通貨である。

 加盟店は売上金として入金されたコインを預金口座へ換金入金できるのはもちろんのこと、他加盟店への支払いなどで利用することも可能である。また、アプリ内には店舗情報を掲載するほか、GPSを活用して店舗までの道案内を行うなど、ユーザーにとって使いやすいデザインとなっている。同時に、店舗の広告配信を行うなど、実店舗への誘導、来店促進のための機能も実装している。

 域内でのユーザーの利用促進、コインの流通を促すことで、地域経済の活性化を図るほか、訪日外国人観光客向けの決済手段の簡素化も同時に実現することを目指す。なお、同通貨には、アイリッジの電子地域通貨プラットフォーム「Money Easy」を採用している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】セガサミーHDは続落も今期1Q高進捗率業績見直しに新作ゲーム発売の先取りがオンして押し目買い余地(2017/09/05)
【株式評論家の視点】リコーリースは大規模修繕・改善等の「団地再生ローン」開始が注目(2017/09/05)
【注目銘柄】ナトコは好業績評価して上値試す、17年10月期3Q累計大幅増益で通期増額の可能性(2017/09/13)
【編集長の視点】アグロ カネショウは反落も連続最高純益を手掛かりに割安修正買いが再燃して上値追い有力(2017/09/05)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事