「ルンバ」600シリーズ、Wi-Fi非対応の廉価版「ルンバ641」登場

2017年11月25日 15:54

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「ルンバ641」(画像: アイロボットジャパンの発表資料より)

「ルンバ641」(画像: アイロボットジャパンの発表資料より)[写真拡大]

 アイロボットジャパンは22日、ロボット掃除機「ルンバ641」を発売した。Wi-Fiとスケジュール機能を持たない日本独自のモデルとして登場。あらゆるゴミを隅々まで清掃するほか、家具や床へのダメージを最小限にとどめる。アイロボットストア価格は39,880円(税別)、前モデルの「ルンバ690」より10,000円安くなっている。

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■高速応答プロセス「iAdapt」で隅々まで清掃

 「ルンバ641」は、Wi-Fiとスケジュール清掃を除き前モデルと同様の機能を持つ。大きな特長の1つ「iAdapt」は、センサーで部屋の情報を収集後に最適な動作で清掃する。状況判断は毎秒60回以上にわたるほか、行動パターンは40以上だ。部屋の中をくまなく清掃したあと、自動的にホームベースへ戻る。

■ゴミの種類に応じた「3段階クリーニングシステム」

 「3段階クリーニングシステム」も、ルンバ600シリーズにおいて欠かせない特長だ。ホコリやハウスダストを吸引するだけでなく、エッジクリーニングブラシが取りにくいゴミをかき出してくれる。中央で回転する2本のブラシは、ペットの毛などをかき込む。

■掃除エリアの制限など、環境に配慮した設計

 カーテンや垂れ下がったベッドカバーの奥へと進むが、家具や壁を感知すると速度を緩める。床の種類に応じて吸引口の状態を自動変更するため、床へのダメージを軽減できる。

 また、近づいてほしくない場所を設定することもできる。付属品の「デュアルバーチャルウォール」を使用すれば、設置したエリアより先には立ち入らない。排気も少ないため、常に清潔な空間を保てる。

■コードのからまり解消やすき間の清掃も

 清掃中にコードが絡まった場合は、ブラシを逆回転することで自動的に解消。家具の足回りは、エッジブラシクリーニングが清掃する。さらに、高さ10cm以上のすき間にも入り込んで清掃でき、段差は2cm程度であれば、スムーズに乗り越える。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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