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TDK、すかいらーく、日ペHDなど/本日の注目個別銘柄
<6191> エボラブルA 2410 +144急騰。前日の大引け後に10月度月商(取扱高)について発表している。10月度の取扱高は前年同月比60%増の44.47億円で着地し、このうち直販取扱高は同26%増となっている。16年10月の直販取扱高は前年同月比で74%増と大幅な伸びを見せていたこともあり、10月度の直販取扱高が引き続き大幅な増加となったことが、今期の好調な滑り出しを期待視させる材料となったようだ。
<6762> TDK 9340 +520年初来高値更新。IoT向けのオールセラミック固体電池「セラチャージ」を開発したと発表したことが買い材料に。現在普及しているリチウムイオン電池と比較して、液漏れや発火の危険がなく安全性が高いことから、「全個体電池」は次世代電池として開発が各所で進んでいた期待値の高い製品。18年春ごろをめどに量産する計画のようで、早期量産化による需要取り込みが期待されているもよう。
<2432> ディーエヌエー 2745 +33一時急伸。任天堂<7974>との協業ゲーム、スマホ向けアプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」が予定よりも1日早い21日に正式サービス開始。こちらが好調なスタートとなっていることが好感されたようだ。想定を超えるアクセスによりサーバーの通信トラブルも発生したようだが、ユーザーの反響の大きさを示す好材料との見方も。『リーフチケット』と呼ばれる時短や機能拡充に利用できる有料アイテムが収益化の材料。
<3197> すかいらーく 1610 -67続落。米投資会社ベイン・キャピタルが保有する同社株の全てを11月28日付で売却すると発表。これにともないBain Capital Skylark Hong Kongは筆頭株主及びその他の関係会社に該当しないこととなる予定。ベインは、同社の発行済み普通株式の約15%にあたる2956万株(17年9月30日時点)を保有、売却自体はこれまでの経緯から想定内ながら本日は需給悪化への警戒感から売りが先行。
<6481> THK 4270 +235大幅続伸。クレディ・スイス証券では、投資評価「OUTPERFORM」継続で、目標株価を4300円から5000円に引き上げている。現状は旺盛な受注に生産能力が追いついていないが、着実な能力増強効果が徐々に顕在化しコンセンサスの切りあがりが期待され、同時に現在株価の是正が進むと指摘。加えて来年には新中計の発表が期待される上、来期予想配当利回りはFA関連内では極めて魅力的となるとみているもよう。
<3810> サイバーS 2533 +116大幅続伸。スマホ向けに開発中の「ゲットアンプドモバイル」アンドロイド版のベータテストをシンガポールとマレーシアで開始したと発表。同ゲームは、世界3000万人ユーザーを集めたPC向けオンライン対戦アクションゲーム「ゲットアンプド」のスマホ向けタイトルで同社の期待材料の1つとなっている。なお、テスト期間は11月21日から12月19日の予定としている。
<4612> 日ペHD 3535 -165売買停止。東証は、経営統合に関する一部報道の真偽確認のため同社株の売買を一時停止すると発表。最終的に売買停止は10時41分から終日となった。塗料大手の米アクサルタ・コーティング・システムズに同社が経営統合を提案したという一部メディア報道が背景に。アクサルタ株の20日終値33ドル54セントに価格を上乗せした買収提案(全額現金)とされ、財務負担を懸念した売りが出たもよう。
<6103> オークマ 7480 +390大幅高。東海東京証券は目標株価を9050円(従来6950円、株式併合考慮)とし、レーティングを「Neutral」から「Outperform」に格上げ。産業機械向けに受注が好調で、17年9月から株価上昇が続いているが、依然上昇余地があるとみている。なお、19/3期業績については、売上高2010億円、営業利益は223億円と予想。生産数量拡大に伴い、新工場による生産効率改善の効果が出てくると指摘。 《DM》
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