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Google、Windows版Chromeでセキュリティ機能を強化
Googleが最近Windows版のChromeに追加したという、セキュリティ機能の強化を紹介している(The Keywordの記事、ESETのプレスリリース、9to5Googleの記事、BetaNewsの記事)。
強化されたセキュリティ機能はユーザー設定の無断変更の検出・復元機能と、望ましくないソフトウェアの検出・削除機能だ。Chromeの拡張機能の中にはユーザーに無断で設定を変更するものがある。このような無断変更が行われた場合、Chromeが検出して設定を復元するかどうかのダイアログボックスが表示されるようになったという。この機能により、過去1か月で望まない設定を元に戻したユーザーは数百万人に上るそうだ。なお、「chrome://settings/resetProfileSettings」にアクセスすることで、いつでもユーザー設定をリセットできる。
望ましくないソフトウェアを検出・削除するChrome Cleanupは、ユーザーインターフェイスがよりシンプルにわかりやすくなったという。さらにGoogleはESETと提携し、Chromeのサンドボックス技術とESETの検出エンジンの組み合わせにより、これまでよりも確実に望ましくないソフトウェアを検出・削除できるようになっている。なお、この検出エンジンは「望ましくないソフトウェアのポリシー」に従わないソフトウェアの検出に特化しており、汎用のウイルス検出プログラムとして動作するわけではないので注意が必要だ。新しい検出エンジンはChrome for Windowsのユーザーにロールアウトを開始しているとのことだ。
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