“PUBGのパクリ”で話題の「Fortnite」 リリース9日でプレイヤー700万人突破

2017年10月6日 19:48

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(画像: Epic Gamesより)

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 Epic Gamesは4日、「PUBG」の“パクリゲー”として話題となった「Fortnite Battle Royale」のプレイヤーが700万人を突破したことを発表した。9月26日のリリースより9日しか経過しておらず、爆発的な勢いで登録者数を増やしていることになる。

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 Fortniteは、現在大ブレイク中の「PUBG」とシステムが酷似したバトルロイヤルゲームだ。広大なマップに100人が降り立って生き残りをかけて争う点や、武器を拾いながら狭まる範囲内で戦う点など、あらゆる所に類似した箇所が見受けられる。有料のPvEモードと、無料のバトルロイヤルモードの2つのモードに分かれており、PCやPS4からプレイ可能だ。

 Epic Gamesは元々、PUBGのゲーム開発を手掛けた会社であり、同ゲームの運営であるBlueholeとは友好的な関係にある。しかし、類似性の高いゲームをリリースしたことにより、PUBGのプロデューサーは苦言を呈する内容の声明を発表した。その結果、Fortniteは“PUBGのパクリゲー”として世に知れ渡ることになり、さらに話題性を増して行く形となった。

 “パクリ”とは言え、システムが異なる点もいくつか存在する。特に個性的なのが、素材を集めて壁や足場を建築する“クラフト要素”だ。プレイヤーは初期装備としてクワを持っており、当たりの木や家を壊して素材を収集することができる。集めた素材で坂を作って高い所に登ったり、相手の攻撃を防ぐバリケードを作ったりと、様々な戦法が可能だ。終盤には、クラフトを駆使した戦い方が重要になる場面も多い。

 5日には、バトルロイヤルモードに2人組でプレイする「デュオ」のモードが追加されるなど、アップデートも着々と進められている。ただ、日本語化していない点や、戦績が確認できない点など、まだまだ開発中で不十分な点が多く見られる。それだけに、今後のアップデートには大きな注目が集まっている。

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