「PUBG」、専門子会社の「PUBG Corp.」を設立 PS4版も視野か

2017年9月30日 21:52

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DMM GAMES版のダウンロードも9月に始まった。(c) DMM GAMES.(c)2017 BLUEHOLE INC.All rights reserved.

DMM GAMES版のダウンロードも9月に始まった。(c) DMM GAMES.(c)2017 BLUEHOLE INC.All rights reserved.[写真拡大]

 Blueholeは29日、バトルロイヤルゲーム「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下、PUBG)の専用子会社「PUBG Corp.」を設立すると発表した。日本を含む、世界的な展開を視野に入れて運営・開発を進めることを目的としている。

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 PUBGは、先日にsteamの同時接続者数が150万人を突破するなど、歴代的な記録を更新し続けている大ヒット中のゲームだ。売り上げも1300万本を達成している。生き残りをかけて銃撃戦で争うシンプルなルールで、大会などのe-Sports分野でも大きな広がりを見せている。10月には、DMM GAMESにて公式のオンライン大会が開催されることも決定している。

 そんなPUBGをさらに盛り上げるため、事業展開を進める子会社の設立が決まった。同ゲームのエグゼクティブ・プロデューサーであるChang Han Kim氏がCEOを務める。Chang Han Kim氏はこの展開について、「世界規模でサポートをするには事業の効率性を確保する必要がある。新しい組織体制によって、迅速な対応が可能になる。」とコメントしている。e-Sportの分野にも大きな可能性を示しているようだ。すでに北米ではオフィスが設立されており、欧州や日本でも同様にオフィスを構える予定だ。

 また、情報プロバイダーであるBloombergは、この件についてBlueholeの共同創設者兼会長をインタビューした記事を公開している。その中で、PS4版リリースに向けてSonyと話を進めていることも明らかになった。過去には開発が「チームの数が限られており、PCとXbox One向けにしか注力できない」と言うコメントをしていたが、「PUBG Corp.」の設立によって、各種コンソール向けの展望も見えてきている。

 子会社の設立によってハードの展開が増えるだけでなく、開発スピードも向上することが予測される。つまり、今後は迅速でハイクオリティなアップデートにも期待ができそうだ。PS4版を待ち望む層だけでなく、多くのプレイヤーにとって朗報となっていることは間違いないだろう。

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