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日本トイザらス、小型店舗を出店 新たな成長戦略
日本トイザらスは新たな成長戦略の一環とし、従来の大型店に加え小型店舗を構えることを発表した。同社は大阪と宮城に2店舗出店予定としており、人気商品・定番商品を数多く取りそろえる他、店内のタブレット端末から注文できる『トイザらス・ベビーザらスオンラインストア』を導入する予定である。[写真拡大]
玩具・ベビー用品の分野で国内最大級のシェアを誇る日本トイザらス(本社:神奈川県川崎市)は、新たな成長戦略の一環として今年の秋にも小型店舗を構えることを発表した。小型店舗を出店する背景には、従来の大型店舗に加え出店数の増加と出店エリアの拡大を目指しているためとされる。
出店予定はすでに2店舗決まっており宮城県に「トイザらス 仙台長町店」、大阪府に「トイザらス 堺鉄炮町店」を出店予定だ。
今回出店する店舗の規模は従来の大型店と比較し、3~5割程度の売り場面積となる見込みである。人気商品・定番商品を消費者目線で幅広く取り揃える他、店内は企業の色とされている青色を基調とし、消費者に喜ばれるような仕掛けを作るとしている。これらは、『おもちゃを通じ遊ぶことを楽しむこと』をコンセプトしているとのことだ。
またこの小型店舗では店内に仮に在庫が無かったとしても、スタッフの案内で店内にあるタブレット端末を操作することが可能であり、そこから『トイザらス・ベビーザらス オンラインストア』にアクセスすることができ、欲しいけど店内に在庫がなかった商品も注文ができるといったサービスを提供する。
仙台長町店は、THEMALL仙台長町本館3階に出店予定であり、2017年10月19日(木曜日)にオープン。営業時間は10:00~21:00となる。年中無休で、駐車スペースは約2,930台(一部は共用)となっている。
堺鉄炮町店はイオンモール堺鉄炮町店3階に出店予定であり、2017年10月20日(金曜日)にオープン。営業時間は同じく10:00~21:00としており、年中無休である。駐車スペースは約2,600台となっている。
これまで大型店舗中心で品揃えがウリだったトイザらス。ここにきて、店舗の小型化、オンラインショップの活用は大きな方向転換と言える。従来の大型店戦略に加えて、フットワーク軽く多店舗化することでおもちゃ市場にも変化が現れることは間違い無さそうだ。今後の動向に注目したい。(編集担当:久保田雄城)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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