パナソニック、CD5枚を本体に録音できる「SC-HC400」発売 低音を豊かに

2017年9月20日 21:09

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コンパクトステレオシステム「SC-HC400」(写真提供:パナソニック株式会社)

コンパクトステレオシステム「SC-HC400」(写真提供:パナソニック株式会社)[写真拡大]

 パナソニックは19日、CD5枚をそのまま録音できるコンパクトステレオシステムの新型「SC-HC400」を10月20日に発売すると発表した。薄型ボディでありながら、迫力ある低音とクリアな音を実現。ワイドFMやBluetooth対応のほか、時間指定を行えるタイマーも搭載している。価格はオープン。

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■CD5枚を録音する「デジタル5チェンジャー」

 「SC-HC400」は、薄型ながらCD5枚を入れ替えずに録音できる「デジタル5チェンジャー」を搭載。5つ用意された「お気に入りボタン」にそれぞれ1枚ずつCDを録音でき、ボタンを押すだけでお気に入りのアルバムを手軽に呼び出せる。ノイズを除去してくれるため、CDドライブの駆動音が混じる心配は不要だ。8cmのCDにも対応している。

■迫力ある低音とクリアな音を実現 MP3の音楽を高音質化

 空気の流れを妨げない「ツイステッドポート」が、低音を豊かにしてくれる。また、「LincsD-Amp III」が信号波形の揺らぎを正確に補正。雑音や歪みを抑えたクリアな音源を楽しめる。さらに、MP3の圧縮音源で失われた高域信号を補正する。

 「クリアサラウンド」はサラウンド効果にイコライザー調整を加えることで、音場を自然に広げる。ほかにも、「プリセットイコライザー」で重圧感やボーカル重視など好みの音質に設定できる。

■BluetoothやワイドFMに対応 タイマー設定も可能

 スマートフォンなどの端末がBluetoothに対応していれば、簡単操作でワイヤレス再生ができる。MP3と同じく高域信号を補正してくれるので、高音質な音楽を堪能できる。また、ワイドFM対応により、AMラジオ番組をFM放送で聴ける。お気に入りのラジオ局を登録できるため、ラジオがより身近なものになるだろう。

 音楽を聴きながら眠りたいときもあるかもしれないが、そんな人のためには、おやすみタイマー機能を搭載。好きな音楽で起こしてくれる「おめざめタイマー」の使用もおすすめだ。

 デジタル音源が普及している時代だが、配信されていない楽曲は多くある。コンパクトステレオシステム「SC-HC400」なら、場所を選ばずにCDとデジタルの両方を楽しめる。本体カラーはブラック・ホワイト・レッドの3色展開。部屋に合った色を選べるのも魅力の1つだ。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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