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北朝鮮、さらなる核実験はいつでも可能な状態か
韓国・聯合ニュースは韓国の情報機関・国家情報院(国情院)が国会情報委員会緊急会合で、北朝鮮が今回核実験を行った北東部にある咸鏡北道(ハムギョンブクト)・豊渓里(ブンゲリ)にある核実験場(標高2205㍍の万塔山=マンタブの地下)で「3番坑道が完成、4番坑道を建設中」と報告し「さらなる核実験はいつでも可能と報告した」と国会情報委員会所属議員の情報として伝えた。
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また韓国政府消息筋の話として、6回目の核実験を実施した2番坑道の一部で崩壊した痕跡が捉えられたことが分かったとも伝えている。
聯合ニュースは「花こう岩でできた同実験場の坑道は200キロトンの爆発威力に耐えるとされるが、複数回の核実験により地盤が弱まり一部が崩壊したとみられる」とした。
また、今回の核実験の爆発威力について「韓国政府と韓国軍は50キロトンとの見方を示しているが、100キロトンを超えると推定する専門家もいる」と破壊力の大きさを伝えた。
北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)体制維持とこれを強固にするため国際社会の中で核保有国としての認知を目指しているとみられる。一方、6回目の核実験強行により脅威レベルが一段上がったとして、日米韓は石油禁輸措置を含めた経済面での圧力強化や軍事演習による圧力強化姿勢を見せており、朝鮮半島情勢の緊迫度が高まっている。
佐藤正久外務副大臣は4日17時半ころアップのブログで「現実問題として北朝鮮の行動がエスカレートしており、それに対し、日本として、また国際社会として歯止めをかけることが出来ていないことも事実だ」と書き込み、実効性のある対応の難しさを覗かせている。国際社会が連携した賢明な対応が求められている。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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