トランプ大統領のTwitter投稿制限のためTwitter社買収するプロジェクト

2017年8月29日 21:25

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記事提供元:スラド

 米トランプ大統領はTwitterに頻繁に投稿を行っているが、大きく批判されるような投稿を行うこともたびたびある。しかし、Twitter側はトランプ大統領のアカウントに対し制限を加えることはないとの態度を表明している。そのため、元米CIAのバレリー・プレイム・ウィルソン氏という人物が、トランプ大統領の投稿を阻止するためにTwitterの買収を目指しているそうだ(ITmedia)。

 ウィルソン氏は8月16日、そのための資金を集めるためにクラウドファンディングサイトGoFundMeで「Let's #BuyTwitter and #BanTrump」というプロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトの目標額は10億ドル。ただ、現在までに集まった金額は約8.4万ドルほどだ。

 Twitterの株式の過半数を購入するには60億ほどが必要だが、10億ドル分の株式を取得すれば筆頭株主としてTwitterの経営に影響力を行使する極めて強い立場に立つことが可能だという。一方、政権側は「調達額が伸びないのは、共和党トランプ大統領によるTwitterでの発言を国民が歓迎している証拠だ」としているという。

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