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Mozilla、Firefoxの使用データを匿名化しオプトアウトで収集する実験計画
Firefoxの使用状況データを匿名化し、オプトアウト形式で収集する実験の計画をMozillaのガバナンスグループが発表し、意見を求めている(Googleグループのトピック、Neowinの記事、Softpediaの記事、The Registerの記事)。
製品の改善のため、ユーザーがよくアクセスするWebサイトや、特定のWebサイトでFirefoxの機能がどのように動作するかといった情報を収集したいという要望は、Firefoxプロダクトチームから繰り返し出ているそうだ。現在はオプトイン方式でこういった情報を収集しているが、偏りのないデータを得るにはユーザーの明確な同意なしに行うオプトアウト方式にする必要があるとのこと。
ユーザーを特定できない形で情報を収集するため、MozillaではGoogle Open Sourceプロジェクトによる差分プライバシーの実装「RAPPOR」の使用を検討しており、ランダムに選択したユーザーに新機能を試してもらうShieldでMozillaのRAPPOR実装のテストを行う計画だという。テストで収集するのはユーザーのホームページ(eTLD+1)で、9月半ばに開始したいとしている。
Googleグループではオプトアウト方式に反発するコメントなど、反対意見も数多くみられる。スラドの皆さんのご意見はいかがだろうか。
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