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【業績でみる株価】ダイヤモンドダイニングは上値試す、18年2月期第2四半期累計利益予想を再増額修正して通期予想にも再増額余地
複数業態の居酒屋やアミューズメント施設などをチェーン展開しているダイヤモンドダイニング<3073>(東1)は18年2月期第1四半期が大幅増益となり、第2四半期累計の利益予想を再増額修正した。通期予想にも再増額余地がありそうだ。なお9月1日付で持株会社に移行してDDホールディングスに商号変更する。株価は自律調整一巡して6月の上場来高値を試す展開が期待される。
■18年2月期第2四半期累計利益予想を増額修正、通期予想にも再増額余地
17年6月1日付で持分法適用会社のゼットン<3057>を連結子会社化、商業藝術を完全子会社化し、これに伴って6月1日に18年2月期第2四半期累計(3月~8月)および通期の連結業績予想を増額修正した。
そして18年2月期第1四半期(3月~5月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.2%増の79億01百万円、営業利益が同91.2%増の7億11百万円、経常利益が同91.2%増の7億04百万円、純利益が同2.1倍の4億44百万円だった。
前期新規出店21店舗(飲食14店舗、アミューズメント7店舗)がフル寄与し、既存店売上が101.5%(飲食100.3%、アミューズメント104.6%)と好調に推移した。原価率改善、販管費圧縮、ハワイのウエディング事業の赤字縮小も寄与して大幅増益だった。
第1四半期の大幅増益を受けて、7月14日に第2四半期累計の利益予想を再増額修正した。修正後は売上高が前年同期比33.6%増の200億円、営業利益が2億50百万円増額して同76.8%増の10億円、経常利益が2億50百万円増額して同77.7%増の9億50百万円、純利益が1億50百万円増額して同58.2%増の4億50百万円とした。
通期の連結業績予想については6月1日の増額修正値を据え置いて、売上高が17年2月期比45.9%増の445億円、営業利益が同9.7%増の18億円、経常利益が同18.4%増の17億円、純利益が同7.9%増の7億円としている。年末商戦の動向や今秋開業予定の京都ウエディング事業の推移が流動的としているが、既存店の好調などで通期予想にも再増額余地がありそうだ。
月次売上状況(国内直営店舗、ゼットンと商業藝術を含まない)を見ると、17年6月は全店107.4%、既存店104.1%(飲食102.4%、アミューズメント108.6%)だった。既存店は4カ月連続の前年比プラスである。17年3月~5月累計でも全店105.9%、既存店102.1%(飲食100.8%、アミューズメント105.6%)と好調に推移している。
■株価は自律調整一巡して6月の上場来高値試す
株価は6月14日の上場来高値2645円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく2200円近辺から切り返している。7月19日には2675円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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