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プラザクリエイト Research Memo(1):直営店舗の全面FC化でプリント事業構造改革は最終段階
*16:15JST プラザクリエイト Research Memo(1):直営店舗の全面FC化でプリント事業構造改革は最終段階
■要約
プラザクリエイト<7502>は写真のプリントショップのトップ企業。プリント事業では“写真”から離れて“デジタルプリントをワンストップで提供”をテーマに展開。運営方式も直営からFCへの切替えを推進中。モバイル事業は安定収益源として基盤が確立。今後は法人ビジネス(BtoB)の拡大にも注目。
1. プリント事業の構造改革の最後の仕上げとして店舗の全面FC化を発表
同社はプリント事業における構造改革の中心的施策として店舗のフォト&モア化を進めてきた。フォト&モアとは同社が目指すプリントショップの在り方についてのコンセプトであり、店舗デザイン、商材はもちろんスタッフの意識や働き方にまで関わるものだ。同社は店舗のフォト&モア化の先の構造改革の最後のステップとして、プリント事業の店舗の全面FC化に乗り出した。この施策について弊社では、非常に理にかなったものと評価している。
2. FC化で商品開発機能と販売機能を分業化。フォト&モアのコンセプト最大化で収益拡大を期待
同社は創業以来FC展開でプリントショップを拡大したが2000年代に入って直営店舗運営に乗り出し、2006年の(株)55ステーション子会社化後は直営での店舗展開に重心が移っていた。約500店舗にも及ぶ直営店の管理は、同社の本質的な特長・強みである創造性を商材・サービスに反映させる上で足かせとなっていた面は否定できない。店舗の全面FC化で同社は新たな商材・サービスの開発・投入に専念できることになる。一方店舗側は地域や顧客の特性に合わせた店づくりが可能となり、フォト&モアのコンセプトをよりストレートに表現して店舗収益拡大を狙うことが可能になると期待される。
3. モバイル事業は順調に拡大中。法人事業、ファーストラボの成長性にも期待
モバイル事業は継続契約の積み上がりで収益基盤の強化・拡大が順調に進んでいる。上場企業の高い信用力を武器に、新規出店の機会は今後も安定的に得られると期待され、当面は100店舗体制の確立を目指すことになる。第3の事業として注力してきた法人事業も、証明写真ボックスの設置数が着実に伸びるなど、地道な拡大が続いている。今般の組織改編で同社本体から事業子会社へと事業主体が変更になるが、他事業とのシナジー活用で事業開発が加速することが期待される。直営店舗の全面FC化を側面から支援すると期待される写真印画紙プリントのセルフ機「ファーストラボ」事業も今後の注目点の1つだ。
■Key Points
・プリント事業・モバイル事業・法人事業の3つの軸で成長を追求。プリント事業で新たな動き
・FC化で商品開発機能と販売機能を分業化。2つの機能をそれぞれ加速させて成長を実現させる
・2018年3月期予想は利益に関して控え目な印象。新サービス・商品の内容に注目
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《TN》
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