男女で違う「喜」「怒」の本音、「幸せ」と「苛立ち」はどんな時?

2017年7月14日 08:29

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 人間の感情の二つ「喜び」と「怒り」。この二つは、個人で若干違いがあり、他の人が普段どう思っているかといった心の中は意外と分かりづらい。マーケティングリサーチ会社「ディーアンドエム」が、全国の男女、約10,000人を対象に、「嬉しい・幸せと感じることは何か」「腹が立つ・やりきれないと感じることは何か」をリサーチした

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 男性編の嬉しい・幸せと感じることランキングトップ5では、第1位「仕事が評価された時」、第2位「仕事でお客様に感謝された時」、第3位「成長できていると感じた時」、第4位「料理がおいしくできた時」、第5位「容姿や服装など外見をほめられる時」だった。

 女性編の嬉しい・幸せと感じることランキングトップ5は、第1位「料理がおいしくできた時」、第2位「容姿や服装など外見をほめられる時」、第3位「好きな服を着る時」、第4位「成長できていると感じた」、第5位「仕事で評価された時」だった。

 男性は「仕事」関係で褒められたりすると多くの人が嬉しいと感じ、女性は自分の作った料理や、容姿を褒められるなど個人やプライベート関係で幸せを感じることが多いようだ。「喜び」に関しては、男性と女性で考え方に違いが見られた。

 次は「怒り」について質問。「腹が立つ、やりきれないと感じることは何か」男性編のランキングトップ5では、第1位「公共の場にマナーの悪い人がいる時」、第2位「ミスや悪い事をしても謝らない人がいる時」、第3位「協調性のない人、空気の読めない人がいる時」、第4位「待ち時間が長い時」、第5位「プライドを傷つけられた時」だった。

 女性編のランキングトップ5は、第1位 「公共の場にマナーの悪い人がいる時」、第2位「ミスや悪い事をしても謝らない人がいる時」、第3位「協調性のない人、空気の読めない人がいる時」、第4位「性格など内面をけなされた時」、第5位「プライドを傷つけられたとき」だった。

 腹が立つ、やりきれないと感じることは、男女ともにトップ3が一緒だった。「自分が何かをされた」というよりかは、他人がしたことに対し腹をたてることが多いようだ。多くの人々が注目している公共の場でマナー違反は特に気を付けた方がよさそうだ。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る

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