シトロエンのコンパクトなクロスオーバーモデル「C3」、日本上陸

2017年7月10日 08:06

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記事提供元:エコノミックニュース

新型シトロエンC3、写真は初期導入限定車の「C3 SHINE Debut Edition」で226.0万円、200台の限定。通常モデルはベーシックな「FEEL」(216.0万円)と装備が充実した「SHINE」(239.0万円)

新型シトロエンC3、写真は初期導入限定車の「C3 SHINE Debut Edition」で226.0万円、200台の限定。通常モデルはベーシックな「FEEL」(216.0万円)と装備が充実した「SHINE」(239.0万円)[写真拡大]

 プジョー・シトロエン・ジャポンが、新型シトロエンC3を日本導入し、全国のシトロエン正規ディーラーネットワークで販売を開始した。価格は216.0万円~239.0万円(税込)だ。

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 2002年に初代を発売して以来、全世界で350万台以上を売り上げたシトロエンのベストセラーが、さらなる飛躍を目指してモデルチェンジを果たした3代目の新型だ。クロスオーバーモデルのような突出した大胆なデザインと多彩なボディカラーの組み合わせが、日本のマーケットで受け容れられるか、大いに注目を集める。

 都内で行なわれた記者発表で、同社のクリストフ・プレヴォ社長は、「競合他車に対しても引けをとらないものを提供することで、他ブランドユーザーにもご納得頂けると確信している」と強調した。

 また「シトロエンのプロダクト戦略は世界中の市場に適用できるデザインを提供するだけではなく、現地での要求や期待に応える製品を提供することも重視している。日本のユーザーはデザインの創造性から技術的なものにわたり非常にご要望のレベルが高いと認識している」としたうえで、

 「新型C3を通じて、ヨーロッパにおける成功を受け、既存のシトロエンユーザーだけでなく、他ブランドユーザーにも納得して貰えると確信している」とも述べた。

 新型C3のボディサイズは全長×全幅×全高3395×1750×1495mm、ホイールベースh2535mmとAセグメントの入るコンパクトなモデル。パワーユニットは先代から受け継ぐ1.2リッター3気筒ターボエンジン。最高出力110ps/5500rpm、最大トルク205Nm/1500rpmだ。組み合わせるトランスミッションは、アイシンと共同開発した6速オートマティックである。

 注目の装備が「シトロエン・コネクティッド」と呼ぶオンボードカメラだ。ルームミラー前方に配置されたカメラで撮影した静止画や動画をスマートフォンでシェアできるというアイテムで、自動車としては世界初の装備となる。ドライビングシーンを撮影してユーザーはソーシャルネットワークにつながるクルマとなる。また、ドライブレコーダーとしても機能し、画角はワイドな120度。GPSセンサーと16GBメモリを内蔵している。(編集担当:吉田恒)

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