日産「フェアレディZ」マイナーチェンジ、新型クラッチ採用

2017年7月10日 08:08

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記事提供元:エコノミックニュース

エンジン特性を見直し変更、新型クラッチの採用などの改良を受けた新型「フェアレディZ」、写真はVersion ST(6MT)で510.408万円。ボディカラーは新色の「カーマインレッド」

エンジン特性を見直し変更、新型クラッチの採用などの改良を受けた新型「フェアレディZ」、写真はVersion ST(6MT)で510.408万円。ボディカラーは新色の「カーマインレッド」[写真拡大]

 日産「フェアレディZ」は、世界トップレベルの走行性能や、走りのために鍛え上げられたしなやかでダイナミックなデザインなど、あらゆるシーンで走る愉しさを満喫できる真のスポーツカーとして、ユーザーから高い評価を得ているモデルだ。その“Z”がマイナーチェンジした。

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 今回の一部改良では、新色のボディカラー「カーマインレッド(CM)」を採用し、同時にエクステリアデザインを一部変更した。

 エクステリアでは、ヘッドランプやリヤコンビランプの輪郭をブラックハウジングで強調し、アウトサイドドアハンドルやリヤバンパー下部をブラックにすることで、より精悍な意匠とした。

 新色の「カーマインレッド」は、宝石のような鮮やかさと華やかさを併せ持ち、見る角度によってダイナミックに色彩が変化する。「Version ST」と「S」グレードには、鍛造製法、ブラック塗装、切削光輝加工を施した、スタイリッシュで回転バランス性能にも優れた新デザインの「19インチアルミ鍛造ホイール」を採用した。

 また、車内からバックドアを開けることが可能な「バックドアアウトサイドオープナースイッチ」を装備し、利便性を向上させている。

 加えて、エンジン特性を見直し変更、新型クラッチの採用などで、更なるドライビングプレジャーの向上を図った。

 走行性能を大きく改善する改良も多岐にわたる。アクセルペダルとスロットルバルブ開度の特性を見直し、アクセルペダルのパーシャル領域(中間開度)でのトルクアップと高回転時のトルク低下量を削減した。これにより、高速道路での合流加速やワインディングロードにおいて、スムースで伸びのある加速感を生み出すという。

 また、新型の高効率クラッチの採用は、クラッチペダル踏力を軽くし、同時に半クラッチコントロールの操作性を向上させた。

 さらに、フロントウインドウの合わせガラスの中間膜に遮音層を挟み、遮音性を向上させたガラスを採用し静粛性を向上させた。

 また、「NISMO」グレードでは、転がり抵抗を20%低減した新タイヤを採用しながら、フェアレディZの“操る喜び”を損なうことなく、低燃費とロードノイズの1db低減(50km/h時)を実現した。

 新型フェアレディZの価格は、390.744万円から521.208万円。NISMOバージョンは、629.316万円(6速MT車)、640.116万円(7速AT車)だ。(編集担当:吉田恒)

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