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OneDriveアプリの要件が予告なく変更、一部のユーザーから不満
headless曰く、 OneDriveアプリで同期するファイルの格納先となる「OneDrive」フォルダーの作成場所が予告なくNTFS必須になったことで、一部のユーザーから不満が出ているようだ(Microsoft Communityのスレッド、Softpedia、On MSFT)。
OneDriveフォルダーはデフォルトで%USERPROFILE%フォルダー直下に作成されるが、サインイン時に別の場所へ変更することも可能だ。このユーザーはノートPCのHDD容量が少ない(32GB)ため、SDHCカードをOneDriveフォルダーの作成場所に指定していたそうだ。しかし、7月1日にノートPCを起動すると、サポートされていないというメッセージが表示されるようになったという。
これまでデフォルト以外の場所をOneDriveフォルダーの作成先に指定したことがなかったので以前の状態は不明だが、現在はWindows 10のOneDriveアプリでFAT32/exFATドライブを指定すると以下のようなメッセージが表示され、使用開始できない。
「OneDriveフォルダーを作成しようとした場所は、サポートされていないファイルシステムのドライブに存在します。OneDriveで別の場所を使うよう指定するには、[OneDriveを設定]をクリックしてOneDriveでNTFSドライブを参照するようにします。OneDriveで既存の場所を使うには、NTFSでフォーマットし、[OneDriveを設定]をクリックしてアカウントを構成する必要があります。
Microsoft CommunityではReFSを使用しているユーザーからも使用できなくなったとの報告が出ている。なお、OneDriveのシステム要件では特にファイルシステムの指定はされていない。
MicrosoftはOn MSFTに対し、元からOneDriveフォルダーの作成先はNTFSを必須としていたが、表示されるべきエラーメッセージが表示されていなかったために修正したとコメントしているそうだ。ただし、これまで使用可能だったNTFS以外のファイルシステムが使用できなくなったことについては説明されていない。On MSFTの別記事では、OneDriveフォルダーへ格納されたファイルの実体にオンデマンドでアクセスできるよう、NTFSのリパースポイント機能を使っていたという、BoxcrypterのRobert Freudenreich氏の見解を紹介している。
スラドの皆さんで同様の問題に直面した方はおられるだろうか。また、Windows 10以外のバージョンではどうだろう。
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