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看護師が現場で調査したデータから遠隔の医師が死亡診断可能に
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 現在の医師法では、死亡診断書の交付には医師の診察が必要となっている。この制限を緩和し、現場で看護師が確認・撮影した患者の状況や写真などを遠隔地に居る医師に送信し、そこから医師が死亡診断書を出せるようにするという(朝日新聞)。
遠隔からの死亡診断については以前より検討されており、その結果が「ICTを利用した死亡診断に関するガイドライン策定に向けた研究」として公開されている。死亡診断は医師のみが行えるが、離島や僻地など医師による迅速な対応が困難なケースがあり、そういった場合死亡していると見られる患者を緊急搬送したり、放置せざるを得ない状況も発生しているという。
今回の規制緩和により、医師は遠隔から死亡診断を行い、また現場で看護師が医師の指示によって死亡診断書を代筆することが可能になる。
いっぽうで、看護学校等では看護師に対し「実質的な死体」の扱いは教えておらず、看護師に対し独特のノウハウを習得させる必要がある点が過大として挙げられているようだ。
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