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日米の注目経済指標:5月米コアPCEの伸び率鈍化はドル売り材料に
*15:02JST 日米の注目経済指標:5月米コアPCEの伸び率鈍化はドル売り材料に
6月26日-30日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。
■26日(月)午後9時30分発表予定
○(米)5月耐久財受注-予想は前月比-0.7%
参考となる4月実績は-0.8%。項目別では、民間航空機・同部品の受注額-9.2%で全体を押し下げた。自動車・同部品は+0.3%。「航空機を除く非国防資本財」の受注は横ばいだった。5月については4月に減少した機械、電子機器の受注が増える可能性があるが、その他の項目では伸び悩みが予想されており、前月比で減少する見込み。
■29日(木)午後9時30分発表予定
○(米)1-3月期国内総生産確報値-予想は前期比年率+1.2%
参考となる改定値は、前期比年率+1.2%。個人消費と設備投資が上方修正された。確報値では個人消費と設備投資は修正なしとみられる。政府部門の支出・投資は上方修正される可能性はあるため、全体の数値は改定値との比較でわずかに上方修正される可能性がある。
■30日(金)午前8時30分発表予定
○(日)5月全国消費者物価コア指数-予想は前年比+0.4%
参考となる4月実績は前年同月比+0.3%で市場予想の+0.4%をやや下回った。5月については先行指標となる東京都区部の速報値は前年比+0.1%だった。物価上昇率はやや鈍化しており、5月の全国消費者物価コア指数は4月実績をやや下回る可能性がある。
■30日(金)午後9時30分発表予定
○(米)5月コアPCE価格指数-予想は前年比+1.4%
参考となる4月実績は前年同月比+1.5%で上昇率は3月実績の+1.6%を下回った。5月については消費者物価指数の伸びが鈍化していることから、コアPCEの伸びは4月実績と同水準かやや下回る可能性がある。
その他の主な経済指標の発表予定は、26日(月):(米)5月シカゴ連銀全米活動指数、27日(火):(米)6月CB消費者信頼感、30日(金):(日)5月失業率・有効求人倍率、(日)5月鉱工業生産指数速報値、(米)6月シカゴ購買部協会景気指数。《FA》
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