強制わいせつ犯が「漫画を真似した」と供述、警察が作者に申し入れ

2017年6月15日 07:46

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記事提供元:スラド

 昨年1月に「放射能の調査をする」と言って家に侵入して女子中学生にわいせつな行為を行ったとして、埼玉県の男性が住居侵入と強制わいせつの疑いで6月13日逮捕されたのだが、この男性が成人向けの同人誌を読んで手口をまねしたとの供述をしているという。これを受けて、この同人誌の作者に埼玉県警が「模倣した犯罪が起こらないよう配慮してほしい」「作中の行為をまねすると犯罪になるといった注意喚起を促す」などの申し入れを行ったという(埼玉新聞)。

 また、毎日新聞では『漫画家は「少女が性的被害に遭うような漫画は今後描かない」と了承した』との文言がある。これに対し表現の自由などに関連するロビー活動を行っている漫画家の赤松健氏は、「事実なら大変困ったことです」などと述べており、問題提起を行うとしている。

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