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大分県の現役高校生が起業 会社名は「株式会社好き」
仲間集めサービス・サイト名「SuKi」(好きの発表資料より)[写真拡大]
近年、大学生の創業・起業話は当たり前になりつつある。歴史を紐解くと、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏、実業家かつタレントとして活躍している堀江貴文氏、リブセンスの村上太一氏も大学生時代に起業し、成功を収めている。今回は大学生ではなく高校生の起業話だ。大分県立爽風館高校の白井響氏が代表を務める新会社「株式会社好き」が設立された。業務内容は、ユーザーのやりたいことに仲間を集められるWEBサイト「SuKi」の運営となる。
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サービス内容を簡単に説明すると、自分の興味があること・好きなことへの仲間集めを目的とする。売りは参加費を払うために情熱・熱意にあふれた仲間を集めることができる点だ。
なぜにこのWEBサイトを設立したのか?白井氏は嫌いなことをやり続けるのが最も苦痛だったそうだ。ある日、学校もあまり好きではなく、卒業して社会人になっても嫌いなことをやり続ける生活になるのではないかと、絶望的な気持ちになったそうだ。だが、本を読んだり、動画を観たり、テニスなど自分の好きなことをやっていると、すごく晴れやかな気持ちになる。何をするにも「好き」という気持ちが一番のモチベーションと考えて今回の仲間集めサイト「SuKi」を立ち上げたそうだ。
SuKiではオンラインサロンのようなコミュニティに「目標」があるような形を目指している。Sukiを通じて集まった人たちがもっと人を集めるために、アイデアを考え、企画を練り、自分たちで実行。幾つもの艱難辛苦を乗り越え、目的を達成する。それは、黄金期の少年ジャンプのキャッチフレーズ「努力・友情・勝利」のような体験に近いそうだ。
「SuKi」の今後の展開・展望だが、白井氏が鬱から好きなことで救われたように、「人の人生を変えるほどの”好きなこと”そして”好きな仲間”を見つけられる」。そんなサービスを作り上げる・目指すそうだ。個人的には斬新でユニークなサービス「SuKi」を影ながら応援していきたいと思った。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)
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