関連記事
ニールセン、ツイッター広告の効果検証サービス開始
自身の興味に特化できるのがツイッターの最大の特徴であろう。[写真拡大]
視聴行動分析サービスを手掛けるニールセンデジタル社は、モバイル上のツイッターにおける、ニールセンデジタル広告視聴率による、広告の効果測定サービスを日本をはじめとする世界23の市場で開始した。(※米国では以前からサービスが行われていた)
【こちらも】企業向け「ネット炎上保険」が日本初登場、過去の炎上事例は?
そう昔からあったわけではないとはいえ、プロモーション(広告)ツイートは、ツイッター上ですっかりお馴染みの存在となった。
ツイッターの経営が苦しいことは周知の事実である。ツイッター本社がどう考えているかはともかく、一利用者の観点からすると、プロモーション機能はツイッターの今後を考える上で生命線となっているようにも見える。広告は重要である。筆者も一ツイッター利用者であるので、興味があった広告はまめにクリックするなどして、ささやかな貢献を果たしているつもりである。
ツイッターの広告の特徴は、排除による最適化だ。気に入らないと思った広告、もう見たくないと思った広告は、消すことができる。消すと、別の広告が表示されるので、好ましい広告は残し、好みに合わない広告は残していくことで、自身の嗜好に最適化された広告が表示されるようになる。
とはいうものの、もちろん実証的な効果検証というのも必要な観点ではあろう。ニールセンデジタルの提供するツイッターのプロモーション分析は、一般的な、テレビCMなどで用いられるのと同じ、年齢・性別ごとの視聴者数、到達率(リーチ)、頻度(フリーケンシー)などの指標である。
ニールセンは世界的企業である。ツイッターもまた世界的SNSである。展開されるサービスは、米国、日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、イギリス、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ポーランド、トルコ、メキシコ、ブラジル、プエルトリコまでに及ぶことになる。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
スポンサードリンク