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超高速船ジェットフォイル、25年ぶり新造へ
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 25年ぶりにジェットフォイルが新造されるとのこと。今回の新造船は、船齢36年を迎える東海汽船の「セブンアイランド虹」の代替として製造されるという(乗りものニュース)。
ジェットフォイルは毎分180トンの海水を取り込み、これを噴出することで時速45ノット(約83km/h)の速度が出せる高速船。製造元である川崎重工は需要が一巡したとして1995年に製造を停止していた。
運用中の多くが老朽化してきたことから、建造再開を求める声も多く、数年前から代替建造の計画で造船所との交渉が進められていた。しかし、推進システムであるウォータージェットの生産が「少なくとも5隻分のロットが集まらないと生産再開はできない」という状況であったため、新造船商談は実現しなかったという。
今回は生産再開が難しいウォータージェットシステムについては、就航船の修理用などで用意していたものを準用することで新造が実現したという。今回の新造をきっかけにジェットフォイル運航各社が足並みをそろえて新規発注ができないかどうか、検討を求めているとしている。
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