関連記事
イチネンHD Research Memo(1):自動車関連中心に幅広く事業展開、安定した利益に特徴
*15:47JST イチネンHD Research Memo(1):自動車関連中心に幅広く事業展開、安定した利益に特徴
■要約
イチネンホールディングス<9619>は自動車総合サービス事業(自動車リース、自動車メンテナンス受託、燃料販売)、パーキング事業、ケミカル事業、機械工具販売事業、合成樹脂事業等の幅広い事業を手掛けている。自動車関連が中心だが、それ以外にも事業が分散されていることから業績は比較的安定しており、利益の急変動が少ない企業であると言える。
1. 2017年3月期は若干計画未達であったが前期比では増益を確保
終了した2017年3月期は売上高が79,704百万円(前期比6.5%増)、営業利益が5,681百万円(同3.0%増)、経常利益が5,513百万円(同0.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が3,800百万円(同3.2%増)となった。営業利益は、燃料販売の粗利低下などにより計画(6,000百万円)を若干下回ったが、前期比では増益であった。経常利益は営業外費用の増加等によって若干の減益となった。
2. 進行中の2018年3月期も5.6%の営業増益を見込む
進行中の2018年3月期は売上高84,000百万円(同5.4%増)、営業利益6,000百万円(同5.6%増)、経常利益6,000百万円(同8.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,690百万円(同2.9%減)が予想されており、連続して増収・増益を達成する見通しだ。自動車リース関連事業(2018年3月期より名称変更)を中心に、各セグメントで増益を見込んでいる。
3. 各分野の事業を伸ばし、2021年3月期に営業利益100億円を目指す
今後も各事業分野を伸ばしていく方針で、M&Aも積極的に行う考えだ。正式な中期経営計画は発表していないが、社内的には2021年3月期に売上高1,000億円超、営業利益100億円超を目標に掲げている。配当性向は20~30%を目途としており、さらに自己株式の取得及び消却を実施しており、株主還元にも前向きである。
■Key Points
・自動車総合サービスが主力で、安定した収益力が特色
・2018年3月期も連続増益を見込む
・中期経営計画では2021年3月期に営業利益100億円が目標
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《HN》
スポンサードリンク

