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【株式評論家の視点】シイエム・シイはおもてなし強力プログラムなど注目、押し目買い妙味膨らむ
シイエム・シイ<2185>(JQS)は、マーケティング事業のほか、システム開発事業を展開している。「売る気づくり」「買う気づくり」「満足づくり」の3つのマーケティング活動をワンストップ・ソリューションとして提供するとともに、最新のICT技術を融合させ、お客さま視点での満足を追求した付加価値の高いサービスを提供している。マーケティング事業では、インターナル・マーケティング、エクスターナル・マーケティング、カスタマーサポート・マーケティングを行っている。インターナル・マーケティングでは、スタッフのセールス・サービス業務の標準化や、商材教育、販売教育、技術教育等の企画・運営。エクスターナル・マーケティングでは、消費者の目に触れる場所における販売促進や広告宣伝、広報等の企画・運営。カスタマーサポート・マーケティングでは、取扱説明書や修理書等、技術情報の企画・制作・編集および翻訳を行っている。
今2017年9月期は、マーケティング事業においては、主力である使用説明書や修理書の企画・編集・制作及び各種教育分野、販促分野の更なる拡大をめざし、ICT(Information and Communication Technology-情報通信技術)の活用と海外対応の強化を継続的に行っている。システム開発事業においては、既存の取引先向けの受託開発業務を拡充するとともに、新たな軸となる取引先の開拓に向け、積極的な活動を進めている。
5月12日大引け後に発表した今2017年9月期第2四半期業績実績は、売上高81億7800万円(前年同期比4.7%減)、営業利益5億9600万円(同16.3%減)、経常利益6億9800万円(同1.3%減)、純利益4億3100万円(同0.2%増)に着地。
今17年9月期業績予想は、売上高174億3300万円(前期比5.7%増)、営業利益15億0200万円(同9.6%増)、経常利益15億3700万円(同15.7%増)、純利益9億7500万円(同26.4%増)を見込む。配当予想は期末一括85円継続を予定している。
株価は、1月4日の年初来安値3200円から4月3日に年初来高値4500円と上昇した後、モミ合っている。2020年の東京オリンピック・パラオリンピック開催を控え、飲食・小売業界、宿泊・レジャー業界、旅客輸送業界向けに訪日外国人にも対応したおもてなし強力プログラムなど注目されることから、中長期的な成長は持続すると予想する。今期予想PER9倍台・PBR0.77倍と割安感があり、配当利回りも2.2%と利回り妙味もソコソコある。3600円前後の下値水準まで押す場面があれば、買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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