マザーズ指数は続落、アカツキは材料出尽くしで急落/マザーズ市況

2017年5月12日 19:38

印刷

記事提供元:フィスコ


*19:38JST マザーズ指数は続落、アカツキは材料出尽くしで急落
 本日のマザーズ市場は、週末要因に加え、主力銘柄が軟調に推移したことが投資家心理の重しとなった側面もあったようだ。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1033.46億円。騰落数は、値上がり74銘柄、値下がり153銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、ケアネット<2150>やカヤック<3904>の好業績がはやされた。力の源HD<3561>は18年3月期の営業利益が前期比36.3%増との大幅増益見通し、マルマエ<6264>は17年8月期の通期予想の上方修正が好感された。その他、マザーズ時価総額上位のミクシィ<2121>が引き続き買われた他、アセンテック<3565>、グレイス<6541>なども堅調。
 一方、アカツキ<3932>は市場予想上回る大幅増益決算を発表するも材料出尽くし感が優勢となった。市場期待が高かった日本動物高度医療<6039>が好業績ながら急落し、前日急伸したドリコム<3793>も利益確定に押された。前日指数の重しとなったSOSEI<4565>も引き続き軟調。その他、ベネフィットジャパン<3934>、アプリックス<3727>、インスペック<6656>などが下落した。《WA》

関連記事