ポール・アレン、シアトルのホームレス対策に施設建設費3000万ドル提供

2017年5月3日 15:03

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 Microsoftの共同創業者ポール・アレン氏がポール・G・アレン財団と協力して米シアトルにホームレスの収容施設を建設すると発表した(CNNSlashdot)。

 シアトルはMicrosoftやAmazonなどが本社を構えるほか、大手IT関連企業のオフィスも多い。しかし都市が成長するに伴いホームレスも増加、深刻な問題になっているという(東亜日報)。

 同財団は施設の建設費用に3000万ドルを提供、シアトル市は保守と運営に5百万ドルを拠出するとしている。市の発表によると、現在、シアトルでは1684の家族がホームレス状態だという。2015年から2016年の間に公立学校では3,000人以上のホームレスの子どもが登録されていたとしている

 過去にはアマゾンが同社所有の空きビルをホームレスの収容施設として提供している(過去記事)。

 スラドのコメントを読む | ビジネス | アメリカ合衆国

 関連ストーリー:
シリコンバレーのSEの平均給与は年1500万円以上、ただし物価を考えるとほかの地域のほうが得? 2017年02月22日
米Amazon、ホームレス増加が著しいシアトルで自社の空きビルを収容施設として一時的に提供へ 2016年04月21日
米シアトル市、食べ残しの食品などを多く含むごみに罰金 2014年09月28日
米シアトル市、最低賃金を時給15ドルに引き上げへ 2014年06月04日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事