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日本はゴールデンウィーク、でも欧米はイベント盛りだくさんで為替はチャンスが多そう! 住信SBIネット銀行(三井智映子)
*13:47JST 日本はゴールデンウィーク、でも欧米はイベント盛りだくさんで為替はチャンスが多そう! 住信SBIネット銀行(三井智映子)
こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。
先週はフランス大統領選が無難に通過したことでリスクオンの流れになりましたね。また継続していた地政学リスクも情報がないまま時間が経過するにつれ、市場の緊張は和らぎました。
さて、今週の動きはどうなるのでしょうか。「ウィークリーレポート」では、まず5月2~3日に開催中の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目し、『今回は政策金利のFF金利誘導目標は3月FOMCで設定した0.75~1.00%に据え置かれる公算が大きくなっています。3月米雇用統計において非農業部門雇用者数が予想を大きく下回ったことで、4月分が改善されていることを確認する前にFRBが動くことはないと考えられます』と分析しています。
加えて『今回はイエレンFRB議長の記者会見がないため、バランスシート縮小などに関する新たなメッセージが発せられる可能性は低く、5月FOMCが市場に与えるインパクトも限られそうで、むしろ5日のイエレン議長の講演が注目されそうです』との見解を伝えています。
また、5日には米4月雇用統計が発表となりますね。レポートでは、『特に前月の3月は天候要因などで雇用者数が伸び悩んでおり、反動回復が期待されています。4月雇用統計では、非農業部門雇用者数が19.3万人増と3月の9.8万人増からの改善が予想されています。失業率は前回の4.5%から4.6%に悪化、時間給賃金は前月比で0.3% (前月同月比+2.7%)に改善される予想になっています』と伝えています。
欧州に関しては5月7日にフランス大統領選決選投票がありますね。
『直近の世論調査の支持率はマクロン候補が60%に対し、ルペン候補は40%と、大勢は動いていません。』との見解を述べています。とはいえ去年の英国の国民投票のようにサプライズとなる可能性もあるわけで、どうなるか注視する必要はありそうです。
その他にも今週は以下の経済指標の発表が予定されています。
3日米4月ADP雇用統計、米4月ISM非製造業総合指数、ユーロ圏1-3月期GDP統計
4日豪3月貿易収支、米3月貿易収支
上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子《DM》
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