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米FCC委員長、旅客機内での携帯音声通話を引き続き禁止すること提案
headless 曰く、 米連邦通信委員会(FCC)委員長のAjit Pai氏が、旅客機内での携帯電話サービスを使用した音声通話を今後も禁止することを提案したそうだ(USA TODAY、The Next Web、Register、Ars Technica)。
FCCは旅客機内での電子機器使用制限緩和を受け、音声通話を含む携帯電話の使用許可を2013年から検討していた。しかし、2014年に実施したパブリックコメントでは音声通話に反対する意見が数多く寄せられている。当時FCC委員だったPai氏も強く反対していたという。
Pai氏は音声通話の禁止について、自身を含め、3万フィート上空で静かな時間を過ごしたい人の勝利だと述べているとのこと。ただし、禁止されるのは携帯電話サービス経由の音声通話のみで、Skypeなどを使用した音声通話は対象外となる。提案には委員会での採決が必要となるが、可決される可能性が高いようだ。
The Next Webによれば、機内での音声通話利用はまれであり、短い傾向があるとのこと。米国行きの機内で音声通話を利用する人は5%で、通話は平均2分間だという。
ネットの中立性などの問題で批判されることが多いPai氏だが、この件について批判的な意見はあまり見られない。The Registerでは読者投票を実施しているが、禁止すべきという意見が多数を占めている。スラドの皆さんのご意見はいかがだろうか。
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