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フランス発子ども・ベビー服「オカイディ/オベイビィ」 が日本1号店
フランス発の子ども・ベビー服ブランド「オカイディ/オベイビィ(Okaidi/Obaibi)」(運営:アイディ・ジャパン/東京)が10日、日本1号店となる店舗をイオンモール幕張新都心(千葉・幕張)にオープンした。
「オカイディ/オベイビィ」は、フレンチテイストを基調にした感度の高いアイテムを低価格で提供するブランドとして、1996年デビュー。大人のファッショントレンドを取り入れつつ、ポップなカラーを軸にしたシンプル&ベーシックなアイテムが人気で、欧州を中心に、現在60カ国に約790店舗を構える。2016年の売上高は5億9260万ユーロ(約711億円)。3年ほど前にイオングループからのオファーを受け、日本進出に向けた準備を進めてきた。商品の配色や経営哲学、ブランド運営において、ブラジル、スカンジナビア、そして日本からインスピレーションを受けているといい、同ブランドにとっても日本への満を持しての出店となる。
国内1号店となるイオンモール幕張新都心店は、ファミリー層をターゲットにした「ファミリーモール」の中でも、子ども・ティーン向けファッションを集積した2階に開設。ブルーを基調とした約240平米の店内は、ベビーカーをひきながらでもゆったりと買い物を楽しめる大きな導線を確保。今春夏コレクションとして、1,000円台のカットソーやTシャツ、2,000円台の水着、3,000円台のデニムやシューズ、4,000円台の女児用ドレスなどをラインナップした。着心地や機能、ビオ(BIO/環境・動物に優しいもの)を重視しているのも同ブランドの特徴で、撥水加工生地や、暗闇でも視認性の高い反射機能を多く使用。デニムは高耐久でハイパーストレッチの素材を採用した。「オベィビィ」でも、人間工学に基づいたカッティング、肌に優しく伸縮性のある素材を使用し、赤ちゃんが快適に過ごせるよう配慮している。
「オカイディ/オベイビィ」を運営しているのは、フランス北部のルーベ地区に本社を置くアイディ・キッズ(IDKIDS)グループ。子ども向け製品やコンテンツを提供しており、同ブランドや同じく子ども服の「ジャカディ(Jacadi Paris)」に加え、ゲーム&玩具ブランド、雑誌、託児所、ワークショップなども運営している(2016年売上高8.6億ユーロ=約1032億円)。「「オカイディ/オベイビィ」にシンプル&ベーシックなアイテムが多い理由の1つは、子ども自身が洋服を選び、着用することを大切にしているから」と話すのは、日本法人アイディ・ジャパンのカントリーマネージャーを務めるデリヤン・ヤニック氏。「自主性や価値観を重視するフランス流の子ども教育や環境づくりを背景に、子ども向けに特化したサービスで得たノウハウを提供できるのが私たちグループの強み」(同氏)という。
初日は、特に女児服やベビー服の動きがよかったという。14日にオープンするイオンレイクタウンmori店(埼玉県越谷市)を含め、日本国内では今年中に5店舗の出店を計画。都心への路面店出店も視野に入れ、5年後の80店舗体制を目指す。
ジャパンカントリーマネージャーのデリヤン・ヤニック氏
星形シルエットのスパンコールを裏返すと「LIFE」の文字が出るというユーモアのあるTシャツ
デニムもラインナップ
ビーチウエアのコーナー
ベビー服「オベイビィ」のコーナー。来店客にはバルーンを贈呈
フランスで人気の子ども用パズルなどキッズ向けプレゼントも
(取材・撮影/アパレルウェブ編集部)
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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