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次期Xbox「Project Scorpio」のスペックが公表される
Microsoftの次期Xbox(コードネーム: Project Scorpio)のスペックが独占取材したEurogamerにより公表され、Microsoftも公式Webページを更新している(Project Scorpio、Eurogamer.netの記事、The Vergeの記事、Neowinの記事)。
Project Scorpioの心臓部となるScorpio EngineはAMDと共同開発したTSMC製のSoC。カスタムx86 CPUは8コア2.3GHz、カスタマイズされたRadeon演算ユニットを40個搭載するGPUは1,172MHzで動作し、グラフィック演算能力は6Teraflopsに到達する。ただし、CPUコアはRyzenではないそうだ。バンド幅326GB/sの12GB GDDR5メモリーとの組み合わせにより、幅広いネイティブ4Kコンテンツを余裕で実行可能とみられる。
これまでに最もパワフルなゲーミングプロセッサーとなるScorpio Engineを冷却するため、ヒートシンクはベイパーチャンバーを採用する。スーパーチャージャースタイルの遠心ファンにより、最小限の騒音で最大限の冷却能力を実現するとのこと。また、Hovis Methodと呼ばれるデジタル給電システムにより、最大のパフォーマンスと最小の消費電力を両立が可能だという。
このほかのスペックは1TBの2.5インチHDDと4K UHD Blu-ray/DVDドライブなど。発売時期は2017年のホリデーシーズンとなっている。
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