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Google独自の「TPU」に関する論文を公開、GPUやCPUより高速に
記事提供元:スラド
Googleが独自に開発した機械学習向けプロセッサ「Tensor Processing Unit」に関する論文を公開した(ITmedia、CNET Japan、日経ITpro、The Next Platform)。
TPUは学習済みモデルを使って判断を行う処理で使われているとのこと。CPUやGPUを使って同一の処理を行うのと比べて15~30倍高速だという。現在Googleは画像検索やフォト、翻訳、画像処理などでこのプロセッサをすでに利用化しているそうだ。
TPUは並列に動作する演算ユニットを256×256個接続した構成となっており、これによって2次元的なデータパイプラインを実現できるのが特徴。既存のCPUやGPUよりも汎用性は低いが、特定の処理においては非常に高い性能を実現できるようだ。
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