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「空飛ぶ豚」や「海底に生息する鳥」の研究論文が査読を通過し講演に
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 「空飛ぶ豚」や「海底に生息する鳥」に関する研究論文が国際カンファレンスで採択され、講演が認められたという話がエナゴ学術英語アカデミーで紹介されている。
以前から、手数料を支払えばどんな論文でも掲載する論文誌の存在は問題となっていたが、同様にどんな内容でも手数料を支払えば採択され講演を行える国際カンファレンスというもの存在しているそうで、こういった問題を追及する記者が偽名とデタラメな論文を作成して応募したところ、採択されてしまったという話らしい(Ottawa Sun、Ottawa Citizen)。
ちなみに講演を行うために支払いが必要な手数料は999ドルとのこと。こういった怪しげなカンファレンスを開催する企業は複数存在するそうで、日本でも開催されているという。
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