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子どもが保育園入園できず仕事をあきらめたママ24%-民間調査
保育園の入園アンケート結果(ベビカム発表資料より)[写真拡大]
ベビカムは28日、同社が運営する妊娠・出産・育児情報サイト「ベビカム」で、「保育園への入園」についてのアンケート結果を発表した。
調査結果の概要は次の通り。「約90%の育児ママが仕事と育児の両立を希望」しており、「預け先の施設が決まらなければ「仕事復帰(開始)をあきらめる」と回答した育児ママは24%だった。預け先の施設が決まらなかった場合は「預け先が見つかるまで、仕事復帰(開始)を延期する」が70%、「引き続き、預けられる施設を探す」は67%、「預け先の施設が見つからなかった」は13%だった。「認可保育園に入園が決まった」は最も多く73%、「認可外保育園に入園が決まったのは8%だった。
自由回答には多くの不満が寄せられた。「求職中だと入園できる確率が下がるのは不満。育休だとお金や手当があるけれど、一から仕事を探す人はないから大変。預けるところがないと就活なんてできない」。「認可保育園の不承諾通知で、自分の点数やその点数が入れなかった人のうち何番目だったのなどわかるようにしてほしい。市役所へ行っても対応が人によって違い、前回と言われたことと違うことが多い。そのおかげで書類を一からまた集め直さなくてはいけなかった」。
「働きたいから保育園に預けたいのに、働いていないと預けられないってなんのための保育園なんだろうって思った」。「共働きでフルに働いている人ほど、少し高い保育料のところでも預けられるはず。しかし、本当に働かないと生活ができない人たちもいるはずなので、働く意思が本当にあるかどうかを見たうえで働いていなくても入園させてほしい」。「手続きの際、市役所でも保育園でもキャンセル待ちは当たり前、入れなくても当たり前という横柄な態度をとられた」。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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