シリコンバレーのCEOはサイコパスが多い

2017年3月22日 18:10

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 シリコンバレーには「サイコパス」のCEOの割合が高いという(guardianSlashdot)。最近の研究によると、一般人のサイコパス割合は1%ほどであるのに対して、シリコンバレー企業の上級幹部は4~8%ほどと高いそうだ。

 サイコパスは社会適合性については問題があるが、ビジネスを営む上では有益な部分も多い。SXSWのパネルによれば、その一方で人事対応でミスを犯しがちだという。スタンフォードの社会科学者Jeff Hancock氏によれば、サイコパスによって管理されている部署は、チームの生産性や士気を低下させていると指摘している。

 また、シリコンバレーのベンチャーキャピタリストであるBryan Stolle氏は、こうした指摘は意味を成さないと指摘している。氏はそもそも起業という行為そのものが非合理的と主張。自我と膨大な自己欺瞞を持っている必要があり、起業するということはときには結婚を諦めたり、家族や友人をも諦める必要が出てくる。だから、彼らはカリスマ的で、魅力的で、何かができないという不信感を持たせない存在なのだとしている。

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