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米スパム業者、14億件の電子メールアドレスなどを流出させる
headless 曰く、 先週末、電子メールアドレス14億件を含む出所不明のデータが公開状態になっていることをMacKeeperのChris Vickery氏が公表して話題となっていたのだが、スパム業者が適切な設定をせずにデータをrsyncでバックアップしたため、外部からのアクセスが可能になっていたようだ(MacKeeperのブログ、CSO Online、The Register)。
このスパム業者「River City Media(RCM)」はインターネットマーケティング企業を名乗っているが、実態はSpamhausのスパマーワースト10で9位に入るほど名の知れたスパマーがスパム送信の隠れ蓑にしている会社の1つだという。流出した電子メールアドレスは、氏名や住所、IPアドレスなどと組み合わせたデータベースに格納されている。RCMは偽のプレゼントキャンペーンなどを利用して、このように大量の個人情報を収集したものとみられる。
また、RCMのスタッフが作成した大手プロバイダーの電子メールアカウント数万件も見つかっている。これらのアカウントは、新たなスパムキャンペーンを開始する際に「ウォームアップ」用として使われるものだという。キャンペーン開始前、スパム業者はウォームアップ用の電子メールアドレスにメッセージを送信する。これらのメッセージは当然ながらスパムとして報告されることはない。これにより問題のない送信者としてプロバイダーに認識させてから、実際のスパム送信を行うそうだ。
流出したデータにはRCM内部のさまざまな情報も含まれている。該当のサーバーは既にアクセスできなくなっているが、Vickery氏は本件を捜査当局にも知らせており、当局による捜査も行われているようだ。
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