マックスマーラ、2017年秋冬コレクション発表

2017年2月27日 16:42

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記事提供元:ファッションプレス

 マックスマーラ(Max Mara)の2017-18年秋冬コレクションが、2017年2月23日(木)イタリア・ミラノで発表された。

 今シーズンは、スウェーデンで生まれた「誠実さこそ美の源である」という思考からインスピレーションを得た。北欧文化の代表・インテリアにも影響を与えたこの考え方は、素材そのものの持ち味を存分に生かすというもの。マックスマーラは、ここを起点に、イタリアの伝統的なサルトリアに北欧らしい趣を加え、今シーズンを進めている。

 キャメル、グレー、そして鮮烈な赤といった、マックスマーラを代表するカラーがランウェイを訪れる。それぞれの個性を尊重するかのように、どのルックもワントーンでコーディネート。そのため、シアリングの立体感やケーブルニットの編地、カシミヤの光沢感など、素材の個性が際立ってる。

 デザインはシンプルに、オーセンティックなエレガンスを追求。中核となるのは、アイコンであるコートで、シアリングやニットなど新鮮な素材をぶつけ、フィット感やシルエットにこだわり抜いたクラシックなピースにモダンさを投じる。

 スタイリングしたのは、タイトスカートやハイネックニット。ピンストライプのスーツやワイドパンツといったマスキュリンなウェアや、フーディ型のジャンプスーツ・手袋といった遊び心溢れるアイテムが、豊かなリズムを生む。レイヤードは控えめな印象でロングスリーブトップスに、ニットベストやベアドレスを合わせる程度。全体的にスッとしたシルエットのためか、ウエストラインからプリーツを配した新デザインのフレアスカートが、より一層優美に感じられる。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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