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匿名化技術使い構築「ダークウェブ」上のホスティングからデータ流出
あるAnonymous Coward 曰く、 Torなどの匿名化技術を使って構築されたネットワークは「ダークウェブ」などと呼ばれ、違法コンテンツを提供するサイトや違法商品の販売サイトなどがダークウェブ上で運営されていると言われている。このダークウェブで多く使われているWebホスティングサービス「Freedom Hosting II」が攻撃され、ホスティングされているサイトのデータ流出などが発生した(ギズモード・ジャパン、ComputerWorld)。
攻撃者によると、Freedom Hosting II上でサイトを開設した上で、自身に割り当てられたディレクトリ内にルートディレクトリへのシンボリックリンクを作成したという。これだけでそのサーバー上でホスティングされているすべてのデータに対して読み取り権限が得られたとのこと。その後この攻撃者はサーバー上にあったデータをBitTorrentを使って公開。公開されたデータには74GBのファイル、2.3GBのデータベースが含まれてり、その中には児童ポルノコンテンツや詐欺サイト、違法な物品を販売するサイトに関するコンテンツも含まれていたという。
また、Freedom Hosting IIの利用者やオンラインフォーラムへの投稿内容も含まれていたとのことで、法執行機関などがこのデータを使った捜査に乗り出す可能性も高いという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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