NY原油:4日ぶりに反落で52.93ドル、需給の緩みに対する警戒感が意識され

2017年2月14日 07:21

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記事提供元:フィスコ


*07:21JST NY原油:4日ぶりに反落で52.93ドル、需給の緩みに対する警戒感が意識され
NY原油先物は4日ぶりに反落(NYMEX原油3月限終値:52.93↓0.93)。52.77ドルから53.95ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。石油輸出国機構(OPEC)は1月の月報で、昨年11月の減産合意による加盟国の削減量は、目標の9割に達したと発表した。ただ、合意内容の順守が伝わったものの、米国では産油量が増加傾向にあることから、世界的な需給の緩みに対する警戒感は残ったままとなった。

チャートでは、25日移動平均線(52.7ドル水準)レベルでもみあっている。欧州政治やトランプ大統領による政策運営への警戒感から、リスク資産への積極投資は手控えられそうな状況にある。《WA》

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