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日韓関係は未来志向の新時代へ発展が重要、岸田外相
記事提供元:エコノミックニュース
岸田文雄外務大臣は20日召集された国会での外交演説で「日本は国際社会の安定勢力として、基本的価値を共有する国々と連携し、変化の可能性を秘めたこの1年が日本の国益を増進し、世界の平和と繁栄につながる1年となるよう、国際社会をリードしていかなければならない」とし、日本外交の3本柱として「日米同盟の強化、近隣諸国との関係強化、日本経済の成長を後押しする経済外交の推進」をあげ「3本柱を中心に日本外交を力強く推し進めていく」と語った。
韓国との関係では「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」とする一方「昨年末に在釜山総領事館に面する歩道に新たに慰安婦像が設置された事態は極めて遺憾」と述べた。
そのうえで「一昨年末の慰安婦問題に関する合意を双方が責任をもって実施することを引き続き韓国側に強く求めていく」と語った。
また「日本固有の領土である竹島(韓国では独島と呼ぶ)については引き続き日本の主張をしっかり伝え、粘り強く対応する」とした。
また「安全保障を含む幅広い分野において様々なレベルで意思疎通を図り、相互の信頼の下、日韓関係を未来志向の新時代へと発展させていくことが重要だ」と強調した。(編集担当:森高龍二)
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