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ゆうちょ銀と日本郵便、仙台・熊本でVisaプリペイドカード「mijica」
券面デザイン(日本郵便の発表資料より) [写真拡大]
ゆうちょ銀行と日本郵便は20日、23日から仙台市内及び熊本市内の郵便局・ゆうちょ銀行にて、Visaプリペイドカード「mijica(ミヂカ)」の発行を開始すると発表した。開始時点での取扱局は、仙台市内で40局、熊本市内で27局となっている。
「mijica」は、満12歳以上(小学生を除く)でゆうちょ銀行の通常貯金口座所有者であれば、手数料無料ですぐに入会・発行が可能な地域密着型のVisaプリペイドカード。今回発行される仙台・熊本両市が初めての導入となる。
ゆうちょ銀行と日本郵便は2016年11月、中高生など低年齢層も含めた幅広い年齢層を対象として、クレジットカードを敬遠する層にも受け入れやすい商品を目指し、「mijica」決済の施行を発表。地域密着型とすることで、商店街や小売店など、地域経済活性化への貢献や、キャッシュレス決済の拡大も目指す。「mijica」という名称には、「最も身近な金融機関を目指すゆうちょが提供する身近な街でおトクに使えるプリペイドカード」という意味が込められている。
「mijica」は、国内外約4,000万店のVisa加盟店(一部を除く)で利用でき、利用金額に応じてポイントがたまる。さらに、仙台市内あるいは熊本市内の提携店で利用すれば、ポイント優遇(2倍、一部店舗は3倍)を受けることも可能。他にも、提携店のセール情報等を「mijica」利用者にメール配信したり、プリペイドカードによる買い物に連動した、おこづかい・家計簿アプリの配信も予定している。
チャージ方法は、指定日付にゆうちょ口座からチャージする「指定日チャージ」、口座振替登録によりリアルタイムでチャージする「今すぐチャージ」、たまったポイントを使ってチャージする「ポイントチャージ」の3種類を用意。チャージ上限は10万円となり、1回当たりの利用限度額は5万円まで。ポイントは、通常は2,000円の利用で1ポイント(5円相当)、クレディセゾンが提供する「永久不滅ポイント」がたまる。
安全面では、カード利用後、登録したメールアドレスに「利用通知メール」を送信することで、不正利用に気づきやすくする。会員サイトからは、カードのロックと解除もできる。また、残高はサーバーで管理されるため、紛失・盗難の場合でも再発行が可能だ。
両社では、23日から6月30日まで「mijica ご入会キャンペーン」を実施し、期間中に入会手続きが完了した場合、全員に500円分をチャージプレゼントする。
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