次世代機雷探知技術を日仏共同で研究へ

2017年1月7日 09:37

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 稲田朋美防衛大臣は7日に予定している日仏外務・防衛閣僚会合「2+2」に先立って、ル・ドリアン国防大臣との日仏防衛相会談を6日行い、その後の臨時記者会見で「日仏防衛協力のさらなる強化に向けて連携していくことを確認した」と話した。

 また「防衛装備・技術分野における初の具体的協力案件として『次世代機雷探知技術に関する共同研究について具体化していくこと』を確認した」と語った。あわせて「厳格な技術保全や輸出管理の重要性についての認識も共有した」とした。

 稲田大臣は会談では「日本の国の安全保障環境の厳しさを考慮して、わが国自身の防衛力の質と量の強化、日米同盟の強化、関係各国との連携強化という3つの側面の話をした」とも語った。

 そのうえで稲田大臣は「7日の4大臣(2+2)の間で、日仏安全保障・防衛協力や地域情勢について、さらに忌憚のない意見交換が行われることを期待している」と述べた。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
空中給油事故防止策等沖縄に説明したい 稲田氏
空中給油再開「専門家の立場で判断と承知」外相
空中給油「沖縄無視に認める事できない」枝野氏
日本らしいPKO活動続けるよう激励 稲田防相
日韓両国政府に求められる未来志向への一層努力

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事