リコー、24時間連続稼動が可能な全天球ライブストリーミングカメラを開発

2017年1月6日 05:02

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全天球ライブストリーミングが可能なカメラ「RICOH R Development Kit」(写真:リコー発表資料より)

全天球ライブストリーミングが可能なカメラ「RICOH R Development Kit」(写真:リコー発表資料より)[写真拡大]

 リコーは5日、360度の全天球ライブストリーミングが24時間連続で可能なカメラ「RICOH R Development Kit」を開発した。今春の出荷開始を予定している。

 同カメラは、同社独自の全天球映像技術を活用し、2Kの解像度で30fps(フレーム/秒)の全天球ライブストリーミングを可能にする。ACアダプターを使用しての24時間連続稼動やマイクロSDカードへの映像記録が可能。全天球映像の標準フォーマットであるEquirectangular Projection Formatへの合成は、カメラ内でリアルタイムに行われる。映像はHDMIまたはUSBにより出力される。

 360度の全天球ライブストリーミングはエンターテインメント以外にもさまざまな分野で幅広い活用が期待されている。同社では用途開発向けの開発キットとして出荷する予定にしている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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