Nintendo Switchはドック取り外使用時はGPU上限が下がる?

2016年12月21日 21:48

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 来年3月に発売予定の任天堂の新ゲーム機「Nintendo Switch」に関する、CPUやGPU、メモリの情報が出ている(Eurogamer.netVentureBeat)。

 先にGameBeat(VentureBeatのゲーム関連部門)が2つのソースから確認した情報として、SwitchはNVIDIAのMaxwell世代のGPUをベースとしたカスタムチップを採用していることが伝えられていた。これはPlayStation 4には及ばないものの、現代的なゲームをプレイできる十分なパワーがあるという。

 また、SwitchはDockに接続すると据え置きゲーム機、Dockから取り外して使用するとバッテリ駆動の携帯ゲーム機のようにプレイできることが明らかになっているが、新たな情報としてDockから取り外して使用する場合性能が制限されるという話が出ている。SwitchのCPUの動作周波数は1020MHzで、メモリコントローラは1600MHzもしくは1331MHz、GPUは768MHzだが、Dockから取り外したポータブルモードではGPUの動作周波数が307.2MHzに下げられるという。

 そのため、Dockに接続してTVに出力した場合はフルHD(1920×1080ピクセル)、ポータブルモードではSwitch本体に搭載されているディスプレイの解像度である720p(1280×720ピクセル)に解像度を下げるといった処理が行われる可能性があるようだ。また、それでもGPUパワーが不足する場合は540p(940×540ピクセル)でレンダリングして720pにアップスケールするという可能性もあるという。

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