タニタ、自身の体の状態をエンタメ感覚で楽しむ3Dデジタルコンテンツ

2016年12月21日 17:57

印刷

「TANITA Body Composition in 3D Element」で生成された体組成の3Dエレメントモデル(タニタの発表資料より)

「TANITA Body Composition in 3D Element」で生成された体組成の3Dエレメントモデル(タニタの発表資料より) [写真拡大]

 タニタは21日、博報堂アイ・スタジオと共同で筋肉や脂肪など体を構成する体組成を、「元素」をイメージした「3D(三次元)エレメント」モデルに変換して動的に表現するデジタルコンテンツ「TANITA Body Composition in 3D Element(3D Element)」を開発したと発表した。2017年1月5日から8日まで、米国ラスベガスで開催されるコンシューマ・エレクトロニクス分野における世界最大の見本市「CES(Consumer Electronics Show)2017」で公開する。

 「3D Element」は、体組成計測の中核技術であるアルゴリズムを活用し、多くの人が自分の体について興味や関心を持てるようにすることを目的に開発した。計測した体組成を数値で表示したり、その良し悪しを評価したりするのではなく、3Dエレメントに変換することで、その人だけの「個性」を「特徴」として表現する。3Dエレメントを生成するための要素は、「基礎代謝量」、「筋肉量」、「内臓脂肪レベル」、「ボディーバランス」の四つ。これらに応じて、エレメントの形や色、動きが変化する。

 タニタでは、「3D Element」をイベント等で活用していくほか、家庭用体組成計と連携するスマートフォンやパソコン向けのアプリとしての商品化も検討していくという。

関連記事